城ケ崎れい

城ケ崎さん、はじめて逢ったあの日あの瞬間から、僕は貴女に首ったけです。『綺麗』なんてありきたりだけど、そしてきっと何千回も言われてきただろうけど、貴女は『綺麗』です。吸い込まれるような大きな瞳、艶やかな黒髪、息を呑むほどに優美なボディライン。屈託のない笑顔は天使のように純真で、でも時に小悪魔のようにたまらなく妖艶で。得意の運動で鍛えた身体はヴィーナスのように美しく、でもどこまでも女性らしくしなやかで。一部の隙もないほど全てが洗練されていて、でもとっても人懐こくてちょっぴりおっちょこちょいで（笑）。貴女をプロデュースすべき面接官の立場と、世の全てのオトコが抱くであろう独り占めしたいという欲求。こんなにも素敵な貴女を性的な視線で見る後ろめたさと、ミニスカートから覗く太ももに抑え切れぬ欲情。二律背反、アンビバレンス、募る慕情、ふしだらな妄想。城ケ崎さん、貴女のこれからの人生に幸多からんことを。貴女は貴女のままでいい、他には何も、そう何も要らない。そして、根っからの無神論者の僕をも神に感謝させてくれた、奇跡のような出逢いに、乾杯。